但し、漫然とガイドの後ろに付いて潜っているだけでは、100本潜っても自分がどこにいるか分からない人も居ます。
ダイビングポイントの水中を早く覚えるコツは… ( ..)φメモメモ
@水中マップを事前にスレートに手書きで簡単に書き込んでおく。
(目標物・水深・方角等を記入して、潜水ルートも記入しておく)
*水中マップを印刷してパウチしていてもあまり地形は覚えられません
Aエントリーしたら、エントリー口を振り返って形状を記憶しておく。
(目印を見付けて置く)
Bコンパスだけに頼らず、回りの景色や水深、時間などに注意をする。
C目標物(チェックポイント)に付いたら、その形状をよく記憶しておく。
(水深や周りの特徴などもスレートにメモをする)
D2本目は、同じコースを逆周りしてみる。
簡単に書けば以上なのですが、もう少し注意事項と具体的なポイントを記載します。
OWDやADWでコンパスナビゲーションを教わったと思いますが、初めはコンパスに頼り切って失敗します。
コンパスナビゲーションには落とし穴がいっぱい!
透明度が極端に悪く、何も見えない中層をいく場合はコンパス頼りですし、何も無い平坦な砂地などはコンパスは非常に役に立ちます。
しかし、コンパスで角度を合わせて進もうとしても水中では、そう上手くはいきません。
水中で横から流れを受けた場合、知らず知らずのうちに、斜めに移動してしまいます。
しかし一番の落とし穴は、コンパスを見る角度がいつも一定していない場合が多いということです。
コンパスは必ず体の正面でマーカーラインを体の中心に合わせて真直ぐに見なければなりません。
チョットしたズレで2〜30度変ってしまいます。ヾ( ̄o ̄;)(*゚▽゚)ノ
何も見えない中層では、コンパスを体の中心に固定して水深を一定に保ち、方向と流れを読みながら進みます。
それ意外は、コンパスで角度を合わせたら、進行方向上にある目標物を見つけ、そこまではコンパスを見ずに進みます。
そして目標物につく前に、その先の目標物を見つけます。
点と点をつなぎあわせて、自分を含め3点で1本の直線を描きます。
また砂地では、砂紋に対しての角度を一定にして進む事も出来ます。
つまり何も見えない中層以外は、コンパスだけを見ていてはいけない、ということです。
、
ポイントは、水中の地形を利用したナチュラルナビゲーションを併用することが重要だという事です。
コンパスだけを見ていたら、目的地まで見落としてしまいます。
もう一つコンパスの使い方での注意!!
コンパスのベゼル(周りのグルグル回る物)は、途中で回してはいけないという事。
エントリー時に基本的には、進む方向にマーカーラインを合わせてください。
操作方法や理由を文章で書くと長くなるので割愛します。(w_−; ウゥ・・
ナチュラルナビゲーションってなに?
コンパスを使わないナビゲーションです。
一番簡単な方法は、行きは岩棚を右手に見て、帰りは左手に見てくる、というものがあります。
また、ゴロタと砂地の境を、行きは砂地を左手に見て、帰りは右手に見てくるのも同じですね。
その他に目安とするものとして
★水 深:ビーチでは、深ければ沖側、浅ければ岸側、と判別できます。
★人工物:ガイドロープやブイなどは海底に固定されているので、目印には最適。
★特徴のある根・岩・生物:それを目標物として自分の位置を確認できます。
(動く生物は駄目(*_*; でも大瀬の先端などは、ソラスズメダイの群れは大体同じ所に居ます)
★砂紋:岸と平行にできるので、垂直に交われば沖か岸のどちらかに行けます。
★光:太陽の位置によって方角を知ることができます。
(ナイトの場合月やホテルの明かり等でも方角を知ることが出来ます)
このように海には、色々な目標物がありますので、是非活用して下さい。
AOWの講習の時、距離をフィンキックの数で計算したと思いますが、移動するたびにフィンキックの数をカウントしていたらつまらないですよね。
常に一定の速度で泳いでいれば、時間の経過と空気の消費量で距離を推定出来ます。
ダイビング計画を立てる時50分ダイブ予定の場合、概ね20分を過ぎたら残圧を確認し戻り始めます。
この時の残圧は概ね140〜130atm位です。
20分でEX近くまで戻り、残圧を確認して浅場やアンカー付近でで遊びます。
10分程度遊んで、残圧50位は残して上がりましよう。
☆水深に気をつけましよう
水深管理は、大事な安全スキルです。
セルフ潜る時は常に自分自身で自分の水深を把握している必要があります。
水深変化に気づかなければ、いくら沢山潜ってもスキルは上達しません。
常に自分の水深とNDLを把握しましょう。
そして絶対にDECOを出さないようにしましょう。
やば(*_*; やーち並みに長くなってしまった。 でも改行してるからましだね!(^^)!
スキルアップ練習会をやるにあたり、ちょうどこんな解説が欲しいと思ってました。
企画の記事からリンク貼らせていただきますm(__)m
ついでに、一つだけ質問させてください。
水中マップをパウチするのは良くないですかね〜?
僕の場合、絵心(描図心?)が無くてスレートにサッと描けないこと、
また何より面倒臭がりであることから、パウチ多用してます(*_*)
ただ、水中ではパウチした地図をメインに使うことはせず、
基本的にはエントリー前にルートと地形の全体像をイメージし、
頭の中に入れておきます。
パウチ地図は備忘録のバックアップとして、
また方向を見失った場合のリカバリー用に使います。
パウチ地図に頼りきったナビをしていると確かに上達しませんが、
こんな使い方は有りじゃないかと思ってます。
でも、地図があるとつい頼っちゃいますし、
自分で描いた方が覚えますし、
トレーニング目的なら使わない方がいい気がしますね。
…とここまで書いて気付きましたが、
773さんの記事はそもそもトレーニングの話なので、
結局同じ事を言っている
まあパウチ地図自体に利用価値は有りますよね?という質問であって、
トレーニングに関しては、若いうち(初心者のうち)は苦労しなさい、という話でしょうか。
あー、やーちさん並に(以下略)
パウチ地図はとても利用価値はありますが、コンパスと同じでそれ程見ません。
車もそうですがナビを使うようになって道覚えなく成りましたよね。(でも便利)
お魚図鑑も見ているだけでは名前覚えないですよね。
ログに図鑑見ながらお魚の名前書いてると自然に覚えてしまいます。
水中マップを手書きする事で、自然と地形の全体像をイメージ出来ます。
まこ殿のよなエロい東大卒は、見ただけで地図が頭に入るのでしょうが
一般庶民は書いて覚えないと頭に入りません。
描く絵(図)は、綺麗に書く必要は無く簡単でいーーーんです。(川平風)
mixiで地形を覚える為の近道としてマップをパウチしたけど水没するがどうしたらよいですか?
の質問があり、773を始め皆さん地形を覚えるならスレートに手書きしろとアドバイスをしていました。
上手に描けない人へのアドバイスとして、百均で透明・半透明のプラ版にマップを透かして書く方法を紹介していました。またプラ版をサンドペーパーで荒らすとエンピツでも書けるように成るとかです。へー×3
773のお勧めは、Wrist Slate です。メモしたい時にいちいち取り出さないで済みます。
とても解かりやすい解説ありがとうございました^^
八幡野でのナビ練習は、スレート(と言っても磁性体の方ではなく
ホワイトボード)に鉛筆で水中での目印と、そこまでの方位と水深、
ポイント(アジ根ですけど)までのルートを書いて持参しています。
今のところ全てガイドダイビングではありますが、手書きマップと
水中での目印、コンパスを頼りに、セルフをシミュレートしながら
潜っています^^
折角プロに先導して戴いておりますので、ガイディングに対する
対価に加え、授業料をお支払いして技を見せて戴いているという
意識で潜っていますね。
少しだけ意識を変えるだけで、それまで見えなかった物が見えて
来たり、同じポイントを何度潜っても新しい発見があるのが楽しい
ですね^^
生物探索も、どの生物がどんな環境を好んでいるかという生態を
知っていれば探しやすいと教わりました♪
これを読んで、潜水計画を学び、又ここに戻って読んでみて・・・
MAPが頭に入っていないと、ナビどころではないんですね(汗)
早速手書きMAPやってみます。
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