水中ライトは明るいに越したことはありませんが、結構いいお値段しますよね。
HIDは複雑なインバータ回路を使ってるので仕方ないでしょうが、48灯LEDライトやハロゲンライトなんかは、構造的に、どう考えてもボリ過ぎです。
さて、このK−243は、よく見かけるエントリーモデル的なクリプトンライトです。実売価格1500円くらい。
東芝のHP
アルカリ電池4本を入れて使ってみましょう。
く、暗すぎる・・少なくとも、水中では使い物になりません。
では、さっきのHPをよく見てください。
下のほうに、プラス1890円高いハロゲン球仕様の(Y)ってのがあります。
実はこれ、構造は全く一緒で、電球が違うだけなんです。
そして、電球(ハロゲン球)は400円くらいで買える(笑)
さっそく家電量販店で電球を買ってきました。
左がノーマルのクリプトン球(4.8V、0.5A)
右がハロゲン球(4.8V、0.85A)
電気の仕事量(ワット・・この場合は明るさ)は、電圧(V)×電流(A)ですから、同じ電圧でもハロゲンのほうがかなり明るいです。
おまけに、アルカリ電池よりハイパワーな充電式電池(ニッケル水素)を入れました。
ナイトダイビングのメインにはちょい厳しいですが、通常使う分にはまずまずだと思います。
ちなみに、クリプトンライトと充電式電池を同時に購入すると、店員に「このライトは切れちゃうから充電式電池使えませんよ!」って言われます。
確かにノーマルは速攻で切れます、でも、今回のように電球をハイパワーなものに換装すればいいだけの話です。
写真では客観性にかけるので、明るさを定量的に測ってみましょう。
照度計があればいいのですが、一般家庭にはそんなもんありません。
おもちゃ箱をひっくり返すと・・・工作用の太陽電池が出てきました。
太陽電池は、受ける光の強さに、起電力(電圧)が比例します。
テスタを電圧モードにして接続し、簡易照度計の出来上がり。
結果:
クリプトン球仕様・・・0.8(V)
ハロゲン球仕様・・・1.7(V)
明るさの単位がV(ボルト)かよっ、てツッコミはナシで、あくまで相対比較なので。
かなり明るくなったようです。
電池寿命は、だいだい2時間半くらい持つハズです。
電流を計測したら、約1A(=1000mA)、この充電式電池は容量2500mAhなので。
あと、このライトは、ものすごいプラス浮力なので、そのままでは使いにくい。
手探りして、無いなぁと思ったら、耳元に浮いていた、なんて。
そこで、釣り用のオモリを叩いて伸ばして、内部に接着してあります。
50gでだいたい中性浮力が出ますが、僕は100gくらい付けています。
まとめ:
@K243を1500円くらいで購入する。
Aハロゲン球を買ってきて、付け替える
Bオモリをつけて浮力調整
C充電式電池を使う
→ミニライトとしては、なかなかの明るさ!になる。
電球の種類や、電池の種類については、また別途記事を書こうかと思います。
つづく・・
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