SCUBAPRO Classic Adventure & Strider

投稿日時2007/04/17 12:23コメント(0)トラックバック(0)カテゴリ器材固定リンク編集削除
img40864747.jpg

SCUBAPRO Classic Adventure
クラシックアドベンチャー




img40864746.jpg

SCUBAPRO Classic Adventure
クラシックストライダー

(今は新製品のストライダー2になっているようですね)



SCUBAPROのBCDジャケットです。
スタビライジング・ジャケットと呼ばれるベストタイプのBCDジャケットです。
前方にもエアが入るために水中バランスが取りやすいというのが特徴です。
水面での浮力確保にも絶大な威力を発揮します。

Dリング(D環)などもたくさん付いているのでカメラやライト、スレートに指示棒、水中マップに予備ライトなどゴチャゴチャ付けたい方には良いかと。(オイラの事です)




Air2と呼ばれる、オクトパス付きのインフレーターを取り付けられます。
オクトパスを省くことができるのでホース類がスッキリするでしょう。


が、イザという時には殆ど間違いなく慌てますので通常のオクトパスも取り付けておくことをお勧めします。
そういう自己一歩手前の状態を何人も見てきました。その方たちのほぼ全てがその後オクトパスを購入しているようです。
場所によってはIDCもAir2では受けられないと聞きました。

個人的にはAir2は結構壊れやすく(構造上エアフローしやすい)、メンテナンスやオーバーホールも必要でちょっぴり高額なことから、あまり好きではありません。
Air2自体も大きめでかさばるので持ち運びにも難があるように思えます。



スタビの難点は着脱がしにくく、肩などの調整機能がない為にサイズ選びを間違えるとちょっぴり大変。
ウエットスーツでは丁度良いのにドライスーツでは小さい。またはその逆ということもありえます。


非常〜に着脱しにくいのでレスキューやダイブマスター、インストラクターの講習や試験には不向きでしょう。
特にレスキュー評価の際に相方に本気で嫌われること間違い無しです。
マジで脱がしにくい・・・。



オイラは購入の際に、アドベンチャーストライダーで悩みました。


どちらも一長一短。
簡単に違いや特徴を言えば、

アドベンチャー
・軽い(特に水にぬれた際の重さはストライダーに比べて段違い)
・丈夫(非常〜に丈夫な生地を使用している)
・壊れにくい(細部にわたり壊れにくい部品を使っている)
・インフレーターが左胸から出ているのでエアが抜きにくい
・右裾の排気バルブが無い
・右肩の排気バルブが大きく一気にエアを抜くことができる


ストライダー
・重い(水分を吸収する記事を使っている
・他のBCDに比べると丈夫だがアドベンチャーの方が更に丈夫
・インフレーターが左肩から出ているのでエアが抜きやすい
・インフレーターを引っ張るだけでエアが抜ける
・右裾の排気バルブあり
・ポケットが大きく使いやすい
・少し厚みがあるので持ち運びに不便


ホントどちらも一長一短です。
どちらかというと、超ヘビーに・・・そう、現地ガイド並みに潜るならアドベンチャーの方が壊れにくいと思われます。
マジックテープなどは一切使用しておりませんし(長く使っているとくっつかなくなってくる)生地も丈夫で持ち運びにも便利。

機能性はストライダーの方が優れていると思います。
個人的には右裾の排気バルブは結構重要。
エントリー前やエキジット時などに排気バルブを引っ張って中に入った海水を抜くことができますし、ウエイトベルトなどが外れて急浮上してしまった方を引っ張って無理矢理潜行させるときなどに自分のエアが抜けないというのはちょっぴり問題。


私は悩んだ末に、アドベンチャーを購入しました。
好みの問題ですね。
実際、今私が買うとしたらスタビは選ばないかもしれません。(^_^;)



補足ですが、スキューバープロのスタビライジング・ジャケットは1977年に生まれました。
その後、1984年に現在多くのBCDジャケットに使用されているようなアドバンスド・デザインのジャケットが作り出され、わずか数ヶ月で爆発的に広がり大成功を収め、現在に至ります。


スタビの方が古いタイプのBCDジャケットだったんですね。
それでも現在愛用者が多く、特にプロの愛用者が比較的多いということはそれだけ多くの利点があるという事なのかもしれません。
この記事へのコメント
新しいコメントの投稿
新しいコメントは以下のフォームを利用して投稿して下さい。
実名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報は、非公開情報欄に記入して下さい。
非公開情報欄に記入した情報は公開されず、メンバーのみが閲覧できます。
コメント本文は公開されますので、個人情報などは記入しないようお願いします。
コメント表示領域の横幅は640ピクセルです。
横幅640ピクセルを超える画像等を貼り付けた場合、表示領域に入りきらない部分は表示されませんのでご注意ください。
ニックネーム [必須入力]

非公開情報

ホームページアドレス

コメント本文 [必須入力]
この記事へのトラックバック