白化現象

投稿日時2007/07/11 00:54コメント(0)トラックバック(0)カテゴリいきもの固定リンク編集削除
白化現象というとサンゴが有名(?)ですが、イソギンチャクも白化します。
ただし、サンゴの白化は多くの場合「死」を意味するのに対して、イソギンチャクの場合は、再び褐虫藻が戻り、復活することがある、という違いがあります。

サンゴもイソギンチャクも、体内に褐虫藻という単細胞植物を共生させ、この褐虫藻が光合成によって生成した栄養分や酸素を利用しています。
サンゴやイソギンチャクが色鮮やかに見えるのは、この褐虫藻の色素のためです。
褐虫藻は、水温が上昇したり、サンゴがストレスを受けたりすると離脱してしまいます。すると、サンゴやイソギンチャク内には色素がなくなり、白く見えるようになります。これが白化と呼ばれる現象です。

1998年には、世界的に大規模なサンゴの白化現象が発生しました。これは、エルニーニョ現象による海水温上昇が原因だったとされています。
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